ハイエースの断熱処理(3) 断熱材の取り付け
2022/11/03
ハイエースに自分で断熱材を取り付けました。作業時間は6時間×6日でした。
Table of Contents
断熱材の仕様
私が購入した断熱材の製品名、サイズ、数量は下記の通りです。
- 「パーフェクトバリア」30×417×910mm×24枚
- 「アルミホットンシート」 2×1800×1800mm×2枚
- 「エンジンルーム静音シート」720×1200mm×1枚
断熱材の詳細については別途記事にしています。
断熱処理に必要な工具
断熱材に罫書きするために、巻尺、油性ペンが必要です。また、断熱材を切断するために、はさみ、カッターが必要です。
- (マイナスドライバー)
- (プラスドライバー)
- (トルクスドライバー T25)(写真なし)
- (内張りはがし)
- (スクレーパー)
- (ソケットレンチ 14mm、10mm)
- 巻尺
- 油性ペン
- はさみ
- カッター
※()内は内張りを剥がすのに使用します。
内張りの剥がし方
内張りの剥がし方については別途記事にしています。
断熱材の取り付け手順
ルーフへの断熱材の取り付け
私のハイエース(標準ボディ)はルーフの長手方向が補強フレームにより8つの区画に区切られています。フレームの間隔は、30cm強~40cm弱、フレームの長さは150cm弱です。
そこで、「パーフェクトバリア」の幅をフレーム間隔に合わせて詰め、 長さはなるべく活かして、各フレーム間に概ね1枚半ずつ配置していきました。
- リアゲート付近では、ハイマウントストップランプの配線を避けて「パーフェクトバリア」を配置します。
- セカンドシート付近では、リアルームランプおよびリアクーラー本体を避けて「パーフェクトバリア」を配置します。
- 運転席付近では、フロントルームランプを避けて「パーフェクトバリア」を配置します。
また、リアクーラー周辺の細長い隙間には、短冊状の「パーフェクトバリア」残材を詰め込みます。
ルーフへの「パーフェクトバリア」取り付けが完了したところです。
リアクォーターパネルへの断熱材の取り付け
- リアクォーターパネル(右側)にあるリアヒーターの固定ネジ(4本)を外します。
- リアクォーターパネル(右側)の開口部に「パーフェクトバリア」を詰め込みます。ただし、リアヒーターの背面は避けて配置します。
- スピーカーや配線を避けて「パーフェクトバリア」を配置します。
- リアクォーターパネル(左側)も同様に作業します。
荷室床面への断熱材の取り付け
- 荷室用床板を型板代わりにして「アルミホットンシート」を切断します。
- セカンドシート下用床板を型板代わりにして「アルミホットンシート」を切断します。
- 荷室に「アルミホットンシート」を敷きます。タイダウンフックボルト孔を現物合わせで切り抜きます。
- セカンドシート下に「アルミホットンシート」を敷きます。セカンドシート固定ボルト孔を現物合わせで切り抜きます。
- スライドドアスカッフプレートおよびフロアカーペットのクリップ嵌合孔を現物合わせで切り抜きます。
- スライドドアスカッフプレートに「パーフェクトバリア」を貼り付けます。
スライドドアへの断熱材の取り付け
- スライドドア(右側)の開口部に「パーフェクトバリア」を詰め込みます。ただし、内部リンケージ周辺は避けて配置します。
- スライドドア(左側)も同様に作業します。
リアゲートへの断熱材の取り付け
リアゲートの開口部に「パーフェクトバリア」を詰め込みます。断熱材が重すぎるとリアゲートをダンパーが支えきれなくなってしまう可能性がありますが、「パーフェクトバリア」は非常に軽いので問題ありませんでした。
前席床面への断熱材の取り付け
- フロアカーペットの下に「アルミホットンシート」を敷きます。
- 「アルミホットンシート」を現物合わせで切断します。
- フロントシートおよびコンソールボックスの固定ボルト孔を現物合わせで切り抜きます。
エンジンルームへの断熱材の取り付け
- フードインシュレータの汚れを落とします。
- フードインシュレータに「エンジンルーム静音シート」を貼り付け、現物合わせで切断します。
- 「エンジンルーム静音シート」の断面にアルミガラスクロステープを貼り付けます。
- フードインシュレータを取り付けます。
内装の復旧
内装の復旧は取り外しと逆の手順で行います。
パーフェクトバリアの使用枚数
「パーフェクトバリア」の使用枚数は合計18.5枚でした。
- ルーフ:12枚
- リアクォーターパネル(左右):1枚およびルーフ残材
- スライドドアスカッフプレート(左右):1枚
- スライドドア(左右):5.5枚
- リアゲート:1枚
断熱処理の効果
断熱処理の効果については別途記事にしています。
まとめ
ハイエースに断熱処理を施しました。断熱処理後、真冬に買い物で10分ほど車を離れて戻ってきた際に、断熱処理前よりも温もりが残っているのが体感できました。これで、車中泊でも暖房に頼らずに快眠できそうです。