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ハイエースのリコール情報

2019/11/13

本日、200系ハイエースのリコールが発表になりました。
そこで、今までのリコール情報を調べてみました。

ハイエースのリコール情報

2006年7月4日(1型、4WD)

対象車種は1型の4WD車です。

届出番号  1687
リコール開始日  7月5日
(中略)

  1. 不具合の状況
    後輪用リーフスプリングの加工方法が不適切なため、当該スプリングの中央部が局部的に変形しているものがあります。そのため、変形部の応力が高くなり、塗装が剥がれ融雪剤等により腐食して変形部から亀裂が発生し、そのまま使用を続けると亀裂が進行し、最悪の場合、当該スプリングが折損し、走行できなくなるおそれがあります。
  2. 改善の内容
    全車両、後輪用リーフスプリングを対策品に交換します。
  3. 対象車両
    (以下要約)
    型式:KR-KDH205V
    製作期間:平成16年7月30日~平成18年4月10日
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2007年10月17日(1型、ガソリン)

対象車種は1型初期のガソリン車です。

届出番号 1952
リコール開始日 10月18日
(中略)

  1. 不具合の状況
    電動式燃料ポンプの内部モータの隣接するコイル線が干渉しているため、燃料中の微小異物とモータの振動によりコイル線の被覆が摩耗することがあります。そのため、そのまま使用を続けると、コイル線の被覆が損傷して短絡し、燃料ポンプが作動しなくなり、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがあります。
  2. 改善の内容
    全車両、当該燃料ポンプを対策品と交換します。
  3. 対象車両
    (以下要約)
    型式:CBF-TRH200V、CBF-TRH200Kなど
    製作期間:平成16年7月29日~平成17年1月25日
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2009年5月27日(1型~2型、ディーゼル)

対象車種は1型~2型初期のディーゼル車です。

届出番号 2309
リコール開始日 5月28日
(中略)

  1. 不具合の状況
    フューエルクーラ(燃料冷却器)に接続している燃料ホースの材質が不適切なため、当該クーラのホース接続部に融雪剤等が付着すると電食による錆が発生することがあります。そのため、そのまま使用を続けると接続部の錆が進行し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがあります。
  2. 改善の内容
    全車両、燃料ホースを対策品と交換します。また、ホース接続部を点検し、錆のあるものはフューエルクーラを新品と交換します。
  3. 対象車両
    (以下要約)
    型式:KR-KDH200V、KR-KDH200K、ADF-KDH201V、ADF-KDH201K、ADF-KDH205V、ADF-KDH205K、ADF-KDH206V、ADF-KDH206Kなど
    製作期間:平成16年7月29日~平成20年4月5日
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2010年11月17日(3型、ディーゼル)

対象車種は3型初期のディーゼル車です。

届出番号 2652
リコール開始日 11月18日
(中略)

  1. 不具合の状況
    ディーゼル車の燃料噴射装置の駆動回路において、電気ノイズに対する保護が不十分なため、オイルポンプ油圧切替えバルブ作動時に発生する電気ノイズの影響により燃料噴射装置の駆動回路内のトランジスタが破損することがあります。そのため、燃料噴射ができなくなり、エンジンが停止して再始動できなくなるおそれがあります。
  2. 改善の内容
    全車両、オイルポンプ油圧切替えバルブ用電気回路に電気ノイズ防止用のダイオードを追加します。
  3. 対象車両
    (以下要約)
    型式:LDF-KDH201K、LDF-KDH201V、LDF-KDH206K、LDF-KDH206Vなど
    製作期間:平成22年7月22日~平成22年10月18日
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2012年6月20日(2型、ディーゼル)

対象車種は2型のディーゼル車です。

届出番号 2957
リコール開始日 6月21日
(中略)

  1. 不具合の状況
    (1) 排気管および排出ガス防止装置において、パイプおよび取付けボルトの強度が不足しているものがあるため、当該部位が損傷して排出ガスが漏れ、最悪の場合、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがあります。
    (2) エンジンの燃料噴射ノズルにおいて、燃料パイプとの締結部の締付けトルクが不適切なため、当該ノズルに亀裂が発生して燃料が漏れるおそれがあります。
  2. 改善の内容
    (1) 全車両、EGRパイプおよび排気絞り弁取付けボルトを対策品に交換します。
    また、一部車型については、フロントパイプを対策品に交換するとともに、テールパイプに制振ダンパが取付いていない場合は、センタパイプを新品に交換し、テールパイプに制振ダンパを追加します。
    (2) 全車両、燃料噴射ノズルを新品に交換し、規定トルクで締付けます。
  3. 対象車両
    (以下要約)
    型式:ADF-KDH201V、ADF-KDH201K、ADF-KDH206V、ADF-KDH206Kなど
    製作期間:平成19年8月8日~平成22年7月30日
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2014年11月12日(3型、ディーゼル)

対象車種は3型のディーゼル車です。

届出番号 3466
リコール開始日 11月13日
(中略)

  1. 不具合の状況
    ディーゼル車の燃料噴射装置において、燃料ポンプと燃料噴射ノズルを接続する燃料パイプの強度が不足しているため、燃料圧力の変動により当該パイプに亀裂が発生するものがあります。そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進行して、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがあります。
  2. 改善の内容
    全車両、燃料パイプを対策品と交換します。
  3. 対象車両
    (以下要約)
    型式:LDF-KDH201K、LDF-KDH201V、LDF-KDH206K、LDF-KDH206Vなど
    製作期間:平成22年7月13日~平成25年7月26日
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2016年11月11日(4型)

対象車種は4型です。

届出番号 3928
リコール開始日 11月11日
(中略)

  1. 不具合の状況
    荷室との間に隔壁がない乗車定員3名の車両において、スライドドアが保安基準第25条第4項に定める乗降口の要件を満足していません。

     

    *保安基準第25条第4項:
    自動車の乗降口に備える扉は、当該自動車が衝突等による衝撃を受けた場合において、容易に開放するおそれがないものとして、構造に関し定められた基準に適合するものでなければならない。

  2. 改善の内容
    全車両、当該ドアの前側用ラッチ機構を追加します。
  3. 対象車両
    (以下要約)
    型式:QDF-KDH201V、LDF-KDH206V、CBF-TRH200V
    製作期間:平成25年12月9日~平成28年10月26日
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2016年11月25日(2型~3型、AT)

対象車種は2型~3型のAT車です。

届出番号 3940
リコール開始日 11月25日
(中略)

  1. 不具合の状況
    自動変速機において、シフトレバーに連結している油路切替レバー支点部の強度が不足しているため、想定外の素早いシフト操作を繰り返すと支点部が摩耗してガタが生じることがあります。そのため、シフト位置に応じた油路の切替えができなくなり、走行不能になったり、Pレンジ以外で前進や後退するおそれがあります。
  2. 改善の内容
    全車両、自動変速機の油路切替レバーを対策品に交換します。
  3. 対象車両
    (以下要約)
    型式:ADF-KDH201V、LDF-KDH201V、ADF-KDH201K、LDF-KDH201K、ADF-KDH206V、LDF-KDH206V、ADF-KDH206K、LDF-KDH206K、CBF-TRH211K、CBF-TRH216K、CBF-TRH221K、CBA-TRH214W、CBA-TRH219W、CBA-TRH224Wなど
    製作期間:平成21年12月9日~平成24年4月26日
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2016年11月25日(3型~4型、ディーゼル)

対象車種は3型~4型のディーゼル車です。

届出番号 3945
リコール開始日 11月25日
(中略)

  1. 不具合の状況
    1. ディーゼル燃料噴射装置において、燃料ポンプおよび燃料噴射ノズルの強度が不足しているため、燃料通路部に亀裂が発生することがあります。そのため、燃料が漏れ、燃料圧力が低下するとエンジン警告灯が点灯して出力制限走行となり、最悪の場合、エンジンが停止するおそれがあります。
    2. エンジン制御用コンピュータにおいて、排気ガス再循環制御が不適切なため、排気ガス中の水分により燃料噴射ノズル先端孔部が腐食し拡大することがあります。そのため、噴射量が増えてPM(粒子状物質・すす)が触媒に多量に堆積してエンジン警告灯が点灯し、出力制限走行となります。最悪の場合、触媒が損傷し黒煙を排出するおそれがあります。

      *触媒…PM(粒子状物質・すす)を捕集し、一定量に達すると自動的に燃焼処理する装置

  2. 改善の内容
    1. 全車両、車台番号を確認してポンプ、噴射ノズル等を対策品と交換します。
      あわせて各締結部の燃料漏れを点検します。
    2. 全車両、エンジン制御用コンピュータのプログラムを対策仕様に修正します。
      また、プログラム修正後にエンジン警告灯が点灯する場合には、無償で噴射ノズル等を交換するとともに、触媒が損傷している場合には、フロントパイプを交換します。
  3. 対象車両
    (以下要約)
    型式:LDF-KDH201K、QDF-KDH201K、LDF-KDH201V、QDF-KDH201V、LDF-KDH206K、LDF-KDH206Vなど
    製作期間:平成22年7月9日~平成28年7月7日
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2017年3月21日(4型、VSC付き4WD)

対象車種は4型のVSC付き4WD車です。

届出番号 4023
リコール開始日 3月31日
(中略)

  1. 不具合の状況
    1. 車両安定制御機能(ビークル・スタビリティ・コントロールシステム:VSC)付き四輪駆動車において、ブレーキ制御プログラムが不適切なため、タイヤ空転時に車速を正確に演算できず、意図どおりの制動力が得られないことがあります。このため、雪道等でタイヤ空転中にブレーキを踏むと制動停止距離が長くなるおそれがあります。
  2. 改善の内容
    1. 全車両、ブレーキ制御プログラムを対策仕様に修正します。
  3. 対象車両
    (以下要約)
    型式:CBA-TRH219W、CBA-TRH219W 、CBF-TRH228Bなど
    製作期間:平成28年6月13日~平成29年2月28日
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2018年9月27日(3型、ディーゼル)

対象車種は3型のディーゼル車です。

届出番号 4335
リコール開始日 9月27日
(中略)

  1. 不具合の状況
    1. ディーゼル車の排気ガス再循環装置のEGRクーラ(再循環ガス冷却部)において、バイパスパイプの強度が不足しているため、冷熱の繰返しで当該パイプ接続部に亀裂が生じることがあります。そのため、そのまま使用を続けると、排出ガスが基準値を満足しなくなるおそれがあります。
  2. 改善の内容
    1. 全車両、EGRクーラを対策品と交換します。
  3. 対象車両
    (以下要約)
    型式:KDH201、KDH206、KDH211、KDH221、KDH223など
    製作期間:平成22年7月22日~平成25年1月22日
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まとめ

今のところ、私のハイエースが対象となったリコールは2012年6月20日の1回のみです。

私は、ハイエースを仕事に使っているわけではないので、リコール入庫中の代車はハイエースでなくても良かったのですが、ディーラーさんが気をきかせて、わざわざレンタカーのハイエースを用意してくださいました。しかし、同じハイエースとは思えないほどのショボさでがっかりしました。

愛車はハイエースのみなので、たまに仕事などで乗用車に乗ると運転しづらいと感じます。ハイエースに慣れた今となっては、車を2台持ちできるほど給料が増えたとしても乗用車を所有する気になるかどうかはわかりません。しかし、最先端の技術が投入されたハイブリッドカーなどには興味があるので、次に入庫の機会があればリクエストしてみようと思います。

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