ハイエースのバッテリー交換
2021/01/03
先日、ハイエ-スのバッテリーが上がってしまいました。そこで、バッテリーを交換することにしました。
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バッテリーが上がったら即交換
一度上がったバッテリーを使い続けるとオルタネーター(発電機)に負荷がかかります。オルタネーターが故障するとバッテリー交換よりも高額な修理費用が発生しますので、潔く買い替えた方が経済的です。
純正バッテリーの仕様
ハイエースのバッテリーの仕様については別途記事にしています。
交換用バッテリーの仕様
バッテリーの価格はメーカーによりピンキリですが、私は純正バッテリーと同等以上の始動性能と寿命を期待して、有名ブランドの製品を購入しました。純正バッテリーは、性能ランクが85、容量が55Ahだったのに対し、私が購入した製品は、性能ランクが125、容量が66Ahで、純正バッテリーよりも優れています。
私のハイエースは寒冷地仕様でバッテリーを2個も搭載していますので、なかなか痛い出費です。
- メーカー:パナソニック
- 商品名:ブルーバッテリー caos
- 品番:N-125D26R/C5
- 容量(5時間率):66Ah
- 短側面サイズ:D(短側面幅17.3cm×箱高さ20.2cm)
- 長側面長さ:26cm
- 端子配置:R
- 重量:18.8kg
- 購入店:インターネット通販
- 購入年月:2015年11月
- 購入価格(税込、送料込):28,990円(単価14,195円×数量2個)
バッテリー交換に必要な工具
バッテリー交換には特殊な工具は必要ありません。
- スバナ 10mm、12mm
- ソケットレンチ 10mm
さらに、メモリバックアップ電源を使用すると、バッテリーターミナルを外しても、時計などがリセットされずにすみます。
バッテリーの交換方法
【重要】ショートの防止
バッテリーのマイナス側は車体にボディーアースされています。バッテリーターミナルを外す場合、まず先にマイナス側を外します。先にプラス側を外すと工具が車体に触れただけでショートしてしまうので大変危険です。
ショートを防ぐためには、バッテリーターミナルの接続および取り外しにおいて、順序(プラス側とマイナス側のどちらが先か)を守ることが非常に重要です。万一、ショートにより配線を焼損した場合は、バッテリー交換よりも高額な修理費用が発生します。
バッテリー交換前の準備
- すべての電装品のスイッチをオフにし、イグニッションキーをオフにします。
- エンジンフードを開けます。
また、社外セキュリティを装備している車は、誤警報を防ぐためあらかじめ社外セキュリティの警戒動作を解除(バレーモード)しておきます。
バッテリーターミナルの取り外し
- マイナス側(黒)のターミナルを外します。
なお、バッテリーを2個搭載している寒冷地仕様の場合は、運転席後ろの増設バッテリーのマイナス側(黒)のターミナルも同様に外します。業者に整備を依頼する場合も、バッテリーが2個搭載されていることを念押しした方が無難です。
- 次に、カバーをめくって、プラス側(赤)のターミナルを外します。
バッテリーの取り外し
- バッテリー固定金具のナットを緩めます。
- バッテリー固定金具を取り外します。
- 周りの配線をどかして、古いバッテリーを垂直に上に引き上げます。
バッテリーの取り付け
- 向きに注意して、新しいバッテリーを取り付け台に置きます。
- バッテリー固定金具を取り付けます。
配線等の復旧
- プラス側(赤)のターミナルを取り付けます。
- マイナス側(黒)のターミナルを取り付けます。
- エンジンフードを閉じます。
廃バッテリーの処分
私はバッテリーを通販で購入し、交換作業も自分で行ったので、廃バッテリーをカー用品店やガソリンスタンドなどの実店舗に持ち込んでも、断られたり料金が発生する可能性がありました。
そこで、産廃業者に買い取ってもらうことにしました。産廃業者はインターネットで自宅からいちばん近所のお店を探して直接持ち込みました。買い取り価格は3230円になりました。
- 買い取り単価85円/kg×重量38kg=3230円
まとめ
ハイエ-スのバッテリーが上がってしまったので、バッテリーを交換しました。バッテリーは通販で購入し、自分で交換を行いました。バッテリー交換に要した総費用は2万6千円となり、実店舗に依頼した場合の半分以下で済みました。