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ヘッドライトのLED化(2) 取り付け

2019/01/28

ハイエースのハロゲンヘッドライトを自分でLED化しました。作業時間は30分ほどでした。

LEDヘッドライトバルブの仕様

ハロゲンをLED化する場合は純正バルブ形状に合う製品を選択する必要があります。LEDヘッドライトバルブの仕様については別途記事にしています。

⇒ヘッドライトのLED化(1) 製品の仕様
LEDヘッドライトの光色

LEDヘッドライトバルブの取り付けに必要な工具類

バルブ交換の際には白手袋を使うと指紋の付着を防止できます。

  • 内張りはがし
  • プラスドライバー
  • 養生テープ
  • 自己融着テープ
  • 白手袋

LEDヘッドライト取り付けに必要な工具類

LEDヘッドライトバルブを取り付けるためにはフロントグリルとヘッドライトを外す必要があります。フロントグリルとヘッドライトを固定しているプッシュプルクリップを外すために内張りはがしが必要です。

取り外したネジ類の紛失防止用にパーツトレイもあると良いでしょう。

LEDヘッドライトバルブの取り付け手順

  1. 収まりの確認

    ヘッドライトバルブは後部に放熱ファン(またはヒートシンク)を備えているため、ヘッドライトハウジングの後方に、概ね指2本分のスペースが必要です。

    LEDヘッドライトバルブの取付け(収まりの確認)

  2. ヘッドライトの取り外し

    ヘッドライトの外し方については別途記事にしています。

     ⇒ヘッドライトの外し方
    ヘッドライトの取り外し

  3. ハロゲンバルブの取り外し

    ハロゲンバルブから車体側コネクターを外し、ヘッドライトハウジングからハロゲンバルブを外します。

    ハロゲンバルブの取り外し

    なお、バルブを取り扱う際は白手袋を使用するなどしてガラスに手で直接触れないようにします。ガラスに指紋などが付着したまま点灯すると局部的な高温の発生によりガラス表面が失透(白濁)して寿命を縮める原因になります。

  4. LEDヘッドライトバルブの分解

    LEDヘッドライトバルブの口金をリテーナー(留め金)で固定しようとすると、放熱ファン(またはヒートシンク)が作業の邪魔になります。そこで、この製品はバルブ本体と口金が分離可能な構造になっています。

    口金を素手で外すそうとするととても固いのですが、バルブをヘッドライトハウジングに差し込んで、口金のツメをヘッドライトハウジングの溝に合わせてから、

    LEDヘッドライトバルブの取付け(口金の取り外し1)

    バルブ本体を左に回すと簡単に口金が外れます。

    LEDヘッドライトバルブの取付け(口金の取り外し2)

  5. 口金の固定

    口金をリテーナー(留め金)で固定します。

    LEDヘッドライトバルブの取付け(口金の取り付け)

  6. 防水ゴムカバーの取り付け

    ヘッドライトハウジングに防水ゴムカバーを取り付けます。

    LEDヘッドライトバルブの取付け(防水ゴムカバーの取り付け)

  7. バルブ本体の取り付け

    バルブ本体の突起を口金の溝に合わせてバルブ本体を奥まで差し込み、右に回して固定します。

    LEDヘッドライトバルブの取付け(本体の取り付け)

  8. コネクターの接続

    LEDヘッドライトバルブと車体側コネクターを接続します。抜け防止対策として念のため自己融着テープを巻きます。

    LEDヘッドライトバルブの取付け(コネクターの接続)

  9. 動作確認

    ヘッドライトを点灯して、ハイビーム/ロービームの切換え動作に対するLEDヘッドライトバルブおよびハイビームインジケーターの反応、放熱ファンの動作を確認します(ファンレスタイプは不要)。

  10. 復旧

    外したヘッドライトなどを元通りにして作業完了です。

LED化後のフロントビュー

点灯動作は問題ありませんでした。ノーマルのハロゲンよりも光がシャープな印象です。

LEDヘッドライト点灯の様子(フロントビュー)

ボジションランプもLED化してヘッドライトと光色を合わせています。

⇒ボジションランプのLED化
LEDポジションランプ点灯の様子(フロントビュー)

LED導入時の注意点

光軸の調整

ハロゲンとLEDでは光源の位置が完全には一致しないため、LED化後は光軸調整が必要になることがあります。通常、LEDはHIDと同様にハロゲンよりも指向性が強い(照射範囲が狭い)性質があるため、ハロゲンよりもシビアな光軸調整が必要になります。

ハイビームの光軸

私が購入した製品はLEDにも関わらず、ハロゲンと同等の照射範囲が確保されています。光軸のズレも発生していません。

LEDヘッドライトの光軸(ハイビーム)

ロービームの光軸

ロービーム側もハイビーム側と同様、LEDとは思えないほどハロゲンに似た配光を実現しています。配光ムラやカットオフライン外へのグレア光は皆無です。

LEDヘッドライトの光軸(ロービーム)

リフレクター焼けの影響

私のハイエースのヘッドライトはLED化する前はHID化してありました。HID化して8年以上経っていたので、リフレクター焼けが発生していました。LEDはHIDほどの明るさは無いので、リフレクター焼けを残したままLED化しても十分な光量を得られない可能性があります。

HIDによるリフレクター焼け

雪の付着

ハロゲンは赤外線に近い光を発生するのに対し、LEDの光は発熱が少ないため雪が付着しやすくなります。

悪天候時の乱反射

LEDはハロゲンより色温度が高いので降雨時などに乱反射が発生して視認性が悪化する可能性があります。
私は悪天候時の視認性を重視してフォグランプをあえてハロゲンのままとして、ハロゲンバルブの色を純正のホワイトからイエローに変更しています。

⇒フォグランプのイエローバルブ化
フォグランプ点灯の様子(ホワイトバルブとイエローバルブの比較)

LED化後の車検

平成27年9月に新検査基準(ロービーム検査)が始まってからは、HID化したままでは車検に通らなくなってしまいました。そこで、HIDからハロゲンに戻していました。

しかし、今回、私が購入したLEDヘッドライトバルブは配光特性が優れているため、LED化したままでも車検に通るようになりました。おかげで、HID化していた頃のように対向車への幻惑を気にしたり、ハロゲンに戻したりする必要がなくなりました。

ロービームの検査結果(LED)

まとめ

ハイエースのヘッドライトをLED化しました。LEDは回路構成がシンプルなので、HIDよりも取り付けが容易です。ただし、ヘッドライトの後方にLEDバルブの放熱ファン(またはヒートシンク)が収まるスペースが必要です。

私が最初に選んだ製品はまともな配光が得られませんでしたが、次に選んだ製品では、ムラの無い配光とHIDに引けを取らない明るさが得られ、ロービーム検査にも問題無く合格できました。

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