ハイエースのトランポ化(1) ラダーレシーバーの取り付け
2022/11/07
ハイエースをトランポ化するために、リアゲートステップにラダーレシーバーを取り付けました。
Table of Contents
ラダーの種類
ラダーにはベロ式の製品とツメ式の製品があります。ラダーの詳細については別途記事にしています。
ラダーレシーバーのメリット
安全性の向上
ベロ式のラダーはベロを荷台の床に乗せて使用します。ただ乗せただけでは作業中に脱落する可能性があるため、タイダウンベルト等で荷台に固定する必要があります。
ツメ式のラダーはツメを荷台の枠にひっかけて使用します。しかし、ノーマルのハイエースにはツメをひっかける枠がありません。だからといって、ツメ式のラダーをベロ式のラダーと同じように荷台の床に乗せてしまうと、数cmの段差が発生します。
しかし、ラダーレシーバーを取り付ければ、ツメをひっかけられることができ、ベロ式 のラダー のようにタイダウンベルトで固定しなくても作業中に脱落する心配が無くなります。
時間短縮
ラダーレシーバーとツメ式ラダーを使用すれば、ラダーをタイダウンベルトで固定する手間が不要になり、積み降ろしの時間を短縮できます。
ラダーレシーバーの仕様
- ブランド名:ジェイトリップ(J-TRIP)
- 商品名:新200系ハイエース用ラダーレシーバー3
(ワイドボディ・標準ボディ共通) - 品番:JT-9A9
- 特長:
- ユーザー自身で取り付け可能
- 車体の加工は不要
- オールステンレス製
- 購入店:インターネット通販
- 購入年月:2012年12月
- 購入価格(税込、送料込):12,558円
ラダーレシーバーの取り付けに必要な工具類
- T型ソケットレンチ(13mm)
- T型六角レンチ(5mm)
- マイナスドライバー
- プラスドライバー
- 内張りはがし
- ラジオペンチ(使用せず)
- はさみ
- 滑り止めテープ
ラダーレシーバーを取り付けるためにはリアバンパーを外す必要があります。リアバンパーを固定しているプッシュプルクリップを外すために内張りはがしが必要です。
取り外したネジ類の紛失防止用にパーツトレイもあると良いでしょう。
ラダーの横ずれ防止用に滑り止めテープも購入しました。
なお、プッシュプルクリップは紛失や破損の可能性があります。あらかじめ予備を用意しておくと安心です。
ラダーレシーバーの取り付け手順
滑り止めテープの貼り付け
ラダーレシーバーの上面に滑り止めテープを貼り付けます。
リアバンパーの取り外し
- プッシュプルクリップ(6個)を外します。
- メクラ蓋(2個)を外します。
リアゲートステップの溝にマイナスドライバーを差し込んで持ち上げます。 - ネジ(6本)を外します。
- リアバンパーを外します。
リアバンパーは側面の嵌合を外して手前に引き抜きます。外したリアバンパーはフック(2ヶ所)で、車体に引っかけます。 - メクラ蓋の中のグロメット(2個)を外します。
ラダーレシーバーの取説には「ラジオペンチ等で・・・」と記載されていましたが、作業には「内張りはがし」の方が適していると思います。
リアバンパーの取り付け
取り付けは取り外しと逆の手順で行います。
ラダーレシーバーの取り付け
- メクラブタの孔にスペーサーを入れます。
ボルト孔位置は偏心しているのでスペーサーの向きに注意します。 - リアゲートステップにラダーレシーバーを置き、上からボルトを通します。
- ボルトの先にコの字形受け金具を通し、ナットを取り付けます。
- ボルトナットを締め込みます。
- ラダーレシーバーにガタつきが無いことを確認して、作業完了です。
ラダーレシーバーの操作
- ラダーレシーバーのボタンを押して中央部を引き出します。
- ラダーレシーバーにラダーを乗せ、バイクを積み込みます。
- バイクを積み終わったら、引き出した中央部を元に戻します。
中央部を元に戻すのを忘れると、リアゲートを閉める時にぶつかります。
私は何回もぶつけたので、リアゲートはそっと閉める癖がつきました。
荷室の床張り
さらに、荷室に床張りをしました。床張りはトランポ化の必須カスタムです。
バイクの積み方
ハイエースへのバイクの積み方については別途記事にしています。
まとめ
ハイエースにラダーレシーバーを取り付けました。おかげで、ツメ式のラダーが使えるようになり、ベロ式のラダーを使っていた頃よりも、素早くバイクの積み降ろしができるようになりました。